2017年10月13日

識別の管区集会

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 2018年4月から3年間の管区の優先課題とそのリーダーシップの識別集会が10月7日から9日まで東仙台本部修道院にて行われました。
 個人の考察、祈りの後は、グループでの話し合いをせずに、全体で審議し、照らし合うというステップで進み、3日間の集会を終え、地に足がついているヴィジョンと課題が出たように思います。
 どうなりたいのか。どうなることを託されているのか。誰に使ってもらうのか。
これらの問いに、自分なりに向き合い、共同体で持ち寄る。自分という現実、修道会、社会の現実から離れたところに、識別は行われません。「共同体の努力」の実りが識別を左右するのだと改めて思いました。
       イエスに従う挑戦をし続けるために必要な 創造性・責任・勇気 
  
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2014年07月10日

2012年被災地ボランティアに参加して       シスター築沢由美栄

 4月、5月は米川ベースに3回短期ボランティアに行き、漁業支援、瓦礫の片付け、お茶っこ等に参加させていただいた。瓦礫の片付けは住んでいた方と出会うことはなかったが、拾ったものを通して、1年前まで、ここで生活していた人たちがいたのだと実感させられた。漁業支援やお茶っこでは、被災者と直接出会い、お互いに知り合う機会となった。

 南三陸志津川漁港でのメカブ削ぎ手伝いの時に、漁師の妻のWさんと知り合った。その時は、「義理のお母さんが震災後仮設住宅に入って随分弱ってきた。どうしてあげたらいいだろう、他の人もそういう人がいっぱいいるはずだから、何かしたい。ヘルパー2級を今回取ったから、それを活かせたらと思っている。」と心配そうに話しておられた。8月に南三陸福興市があり、Wさんの店にも行って来た。Wさんは「あの時、会っただけなのに、心にかけてくれてる人がいるて、力強い。南三陸の漁師が頑張ってる姿を知って、応援して欲しい。」と言っておられます。
  
 歌津の枡沢仮設お茶会に行った時、そこのYさんは牛乳パックで椅子を作り、人に喜ばれていた。牛乳パックを集め、届けると、作った椅子を牛乳パックを集めてくれた子どもたちにプレゼントしてくださった。それに応えて、塩釜幼稚園と愛児園の子どもたちが写真つきのお礼状を彼女に書き、大変喜ばれた。
  
 ひびきのお茶会で、歌を歌いたいという雰囲気があり、きっかけを作ったら、何曲か積極的に歌いだし、ある方は津波で流された次男の嫁が童謡が好きだったから歌ってとリクエストし、ちょうど野蒜童謡合唱サークルで活動していた方もおられたので、皆で歌った。また、別な方はもみじを輪唱しようと提案し、彼女が音頭をとって、輪唱して、「いいねー」と喜び合った。歌の合間に、震災前にしていたサークル活動が楽しかったこと、またしたいこと、歌にまつわる思い出話などを話しておられた。「また歌いたいねー」とのことだった。  
 石巻のSさんは同じ被災者立場で被災者を支援しておられる。同じ仮設で落ち込んでいたAさんの手作り篭をいろいろなところで紹介し、彼女を支えていた。篭が愛児園で使われている写真とお礼状が届き、力づけられたと言われた。
 
 1月から、仮設3箇所での10時から16時までのお茶会行く事になった。開いて、積極的に待つ、聴く、受けとめる、繋ぐ姿勢を意識して参加したい。
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posted by オタワ愛得修道女会 at 17:30| 被災地ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月24日

手づくり石鹸に挑戦!

 以前から自然保護のために石鹸を手作りしていましたが、また始めました。
廃油を使って、一日おきにお湯を注ぎ、愛情を込めながら棒でかき回し、約1ヶ月で出来上がり。界面活性材の入らない石鹸です。プリン状のままで使用、場合によって薄めて使っています。食器洗いやお掃除用として、汚れのひどいものや雑巾などの洗濯にも使用しています。

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ジャムに間違われないように、しっかり名前を付けて!!


posted by オタワ愛得修道女会 at 10:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする