本会カナディアンシスターズが、ほぼ同じ時期に一人はシスターズ・リレーで釜石ベースへ、一人はボランティアとして米川ベースに行ってきました。お茶を飲みながら、分かち合っているところをちょっと聞かせていただきました。
○シスターミシュリン(東仙台本部修道院所属:山形県新庄教会司牧協力)は、2月12日〜19日まで、インフルエンザで参加できなくなったシスターズ・リレーの方の代わりに、急きょ釜石に出動。彼女はこれまで塩釜ベース、釜石ベースでのボランティアの体験有り。塩釜では、瓦礫撤去作業の経験有り。
○シスターリーズ(横浜あざみ野養成修道院所属:カリタス短大非常勤講師)は、2月15日〜20日まで、米川ベースでボランティア体験。被災地でのボランティアは初めて。
シスターミシュリン・シスターズ・リレーin釜石釜石ベースはとても雰囲気が良く、スタッフがしっかり責任をとっていましたので、動きやすかったです。参加していたボランティアの方たちは、皆さん親切だなぁと感じました。平均すると25名ほどだったと思います。30名分、週末は40名分ほどの食事を作るわけですが、一人だとなかなか大変です。(本当によくされました。)週末は手伝って下さる方がいたので、とても助かりました。お二人に感謝!
朝は5:00過ぎに起きて、準備します。教会そばのアパートに宿泊できたので、夜はしっかり休むことができました。高校生から来ていましたね。大学生、一般のボランティアもいましたが、わりと若い人が多かったです。ミサには、多くのボランティアが(信徒に限らず)参加していました。
ミニバザーもあり、70名ほどが集っていました。活気がありましたよ。
はじめて、大量の生わかめを茹でる体験をしました。大きな箱で、わかめをいただき、どうしようと思いましたが、ボランティアに来ていたシスターが、「こうしたらいいですよ。」とサッと茹でるやり方を教えてくださったので、挑戦。湯をくぐらせるととてもきれいな緑色になりました。おみそ汁、そのままなど、たくさんわかめを食べ健康になりましたね!
ピンチヒッターの要請に、快くすぐ「はいいいですよ。」と応えてくれて本当にありがとうございます。
シスターリーズ・米川ベース・ボランティアin南三陸まず、行く時ですが、天使に連れて行ってもらいました。(えっ!)バスで登米市役所に着きましたら、他の会のカナディアンシスターを知っている女性から話しかけられ、その方のいとこが車で迎えに来るので、ベースまで送っていきますよと言って下さり、送っていただきました。2人の天使に感謝しています。ボランティアに行く前に、苦しんでいる方の心を聴くことができたらという望みがあり、その心で被災地に向かいました。ボランティアに来ている人たちは、皆さん、関わりを望む姿勢がとてもあります。出会いの体験をしたい、関わりたいという姿勢です。ですから雰囲気はとても良かったのです。お互いにできることを手伝っていました。おにぎりの作り方を知らない若者に、別の人が「こうするんだよ。」と教えたり。私は、わかめの分別、投網の整理、仮設住宅集会所でのカフェという活動をさせていただきました。わかめの作業は、とても手が冷たくなりますね。結わえるのにも力が要ります。でもボランティアの帰りに温泉に行きましたから、大丈夫でした。仮設のカフェに午前中来て、食事のために帰り、また午後に来る方々がいます。DVDのなんでしたか「男の人はつらい…」(男はつらいよ!です)それです。そのDVDも上映しました。楽しんでいました。
ボランティアは、20名〜30名ほど来ていましたが若者がとても多かったです。皆さん、とにかく優しい。ボランティアも、ご近所の方も、仮設住宅にいらっしゃるご高齢の方々も。
新しい気づきとして、テゼの祈りをあげます。これまでも参加したことがあるテゼですが、米川での朝のテゼの祈り、そこから心の持ち方というか、何か新しい息吹をいただきました。(年齢については、何か感じましたか?)ボランティアに年齢は、関係ありませんと思います。無理せずにできますから。またぜひ行きたいです。ですから米川行きのバス時刻表、ちゃんと持って帰ります。良い体験をさせていただきました。
posted by オタワ愛得修道女会 at 14:54|
被災地ボランティア
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